娘とバイオリンと私

娘がバイオリンを習い始めてから5年。最初は思ったように弾けなくて、悪戦苦闘でしたが、楽しい工夫を重ねることによって、今は上達してきました。バイオリン奮闘記です。

子供のバイオリンを上達させる工夫・子供のやる気を起こさせよう

 

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始めに

こんにちは。

娘がバイオリンを習い始めて5年目。

最初から上手くいったわけではありません。

どうやってやる気を起こさせ、上達させるか、日々奮闘しました。

 

バイオリンを弾く際、普段しない動作をするので、地道な練習が必要です。

地道な練習ができる子もいるかと思いますが、うちの子は

そういった練習があまり好きではありません。

 

私もバイオリンが大好きです。

音楽教室で先生に教えてもらい、先生に頼るだけではなく、

家でも練習して、バイオリンを楽しいと思ってもらいたい。

私の工夫はそこから始まりました。

 

 そして、成長に合わせて工夫も変わってきております。

 

私「ここリズム違うよね」

娘「えっ、ちゃんと弾いたよ」

この繰り返し。

でも、明らかに違うリズムで弾いてるので、どうやって気づかせるか。。

 

私と同じような境遇の方が、いるかと思い、何かお役に立てればと思いで、

書いております。

 

ただし、すべてのお子様に通用するものではありませんので、自己責任で

お願いいたします('◇')ゞ

 

■練習の際、心がけていること■

①子供の目に留まりやすいように絵を楽譜に書く

②楽譜はカラフルに色を付ける

③付箋やシール、蛍光ペンを使いまくる

④伝えたいことは、絵やぬいぐるみなどを使い、とにかく印象付けるように

 伝える

⑤「先生に言われたこと、上手にできたね」や、「今のかっこよく弾けたね」

「きれいに弾けたね」など、一つでも出来たら褒めまくる

⑥初めての難しい曲や、難しい動きがある場合でも、「難しくないよ。

そのうち出来るよ。簡単だよ。」と出来ると思わせる。

 
娘はバイオリンを楽しく練習していますが、他にも習い事があったり、学校の宿題、
お友達との遊びも大事だったり、バイオリンだけに時間は割けません。
その中で、いかに上手く上達させていくか、私の手にもかかっていると思っています。

 

バイオリンの練習は、小さな成功体験が重なって、どんどん大きくなります。

娘も、それを肌で感じて分かってきてると思います。

 

 練習をする際の声掛け

まだ小さなお子様の場合、「バイオリンの練習するよ」と声をかけても、

嫌がることもあるかと思います。

うちの場合、まだ遊びのほうが楽しくて、練習や家庭学習を嫌がる時期が

ありました。そういう時は。。。

「バイオリンで遊ぶよ!」

と声をかけると、「ん?」と顔をして、ついてきます。

 

本当に、バイオリンで遊ばせるのです。

曲は弾かなくても全然いいです。

最初は、「ラ レ ラ レ」とゆっくり弾いてみて、「ピーポーピーポー」

みたいだね。あれ、どこから来るのかな?」とか。

「ミ ラ ミ ラ」でも同じです。

弾きながら、部屋の中をくるくる行進したりもしました。

 

ラの線で、「ラシドレ」を習ったら、「レ ド レ、レ ド レ」

と、弾いてみる。これは、有名なファストフード店の、ポテトが

出来上がった音みたいです。

 

これだけでも楽しかったみたいで、何日も続けてこれで遊びました。

もう、これだけでいい練習です。

 

特に小さいお子様は、体を動かすのが好きです。

まだ移弦が出来なくても、一本でもいいので、弾きながら行進出来ただけでも、

褒めてあげます。

 

そして、少しでも何か出来たら、ぬいぐるみをいくつか娘の前に並べて、

「この子達にも聞かせあげてね」。

これだけでも、喜んで弾いてくれました。

 

 

そして、、、成長してくると、効果がなくなるので、

次の段階に移ります。

 

私は、先に楽譜を見せて、音符を歌ったり、面白い歌詞をつけて歌ってみたり、

おもちゃの太鼓や、興味を引きそうなものを使ったり、

「バイオリンがもっと弾けるようになったら、次は何の曲が弾きたい?」など、いろい

ろ試してみました。

 

その日によって、いろいろだったのですが、一番効果があったのが、面白い

歌詞をつけて歌ってみることです。

これだけでも、リズムや音程のいい練習です。

 

たまに、練習前に、YouTubeで練習曲を聞かせたりもしてます。

これはとてもいい練習で、音符を歌ったり、これでリズムも分かり、音程も

分かりやすいです。

 

興味のありそうな曲を聞かせては、「バイオリンでこんな曲も弾けると楽しいね」など言ったり、バイオリンモードにしてから、練習したりもしてます。

 

*ポイント
・バイオリンで遊ばせる

・褒めまくる

・練習曲に面白い歌詞をつけて、替え歌で歌ってみる

YouTubeで、練習曲を聞かせたり、他のバイオリンの曲を聞かせたりする

 

 自分が思ったように上手く出来なくて、泣いた時の対処法

私も多少バイオリンを弾けるので、娘も私と同じように、すぐに弾けると

思っていたようです。でも、実際ちがうし、隣の弦を弾いてしまって、

音が上手く出ない。

娘はそういう時、泣きだしました。

それだけで、一時間も時間を取られるのは、私もきつい。

とりあえず、「〇〇ちゃん、泣かないで。」とバイオリンが話しているかの

ように、話しかけました。バイオリンとの会話です。

とりあえず、その時はバイオリンとの会話だけで、それ以上の練習は

無理にさせません。

 

これで、娘と会話でき、娘もストレスや思ったことを口に出して

言うことで、なんとか落ち着きます。

 

次のレッスンの時に、先生に、どうして隣の弦を弾いてしまうのか、

などその時の問題点と練習法を聞き出し、家ではぬいぐるみを使って、娘に

伝えます。

 

練習も大変ですが、少しずつの上達でも全然大丈夫です。

その日は、弓の持ち方が出来てれば、OKとする。次の日は違うことが一つでも

出来てたらOKとするなど。

大人でも一日では出来ません。

 

これを繰り返しをしていくと、いつの間にか、難しかったボーイング

出来てきました。

 

そのうち、出来なくても泣かなくなりますが、出来なくてイラつくことがあります。

ちゃんとそこだけ練習したり、しなかったり。

私から言われるのが嫌な時もあるので、無理には声はかけず、

ドラえもんのような、温かい目で見守ります。

 

それでも出来なかった時は、もう先生にお願いしてしまいます。

先生の言うことは聞きますし、娘も先生を信頼しています。

私は、先生が言ったことを覚えておき、後で楽譜に書き込みます。

(楽譜をコピーして使うと、書き込みもカラフルに出来ておすすめです!)

 

特に、娘は先生が大好きなので、「先生がこういう風に言ってたね」

と言うと、その通りに練習し始めてくれます。

先生との関係も大事ですね!

 

子供の心に響くのは何なのか、物なのか、人なのか、言葉なのか。

親が一番分かってると思います。

それを探して、使っていくと、スムーズに行くのかなと思います。

 

 今回は以上です。

 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました (^^♪